「愛は尊いものよ」──25年間のCharaと現在のCharaを伝える全20曲

2016.11.1118:00

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Chara@11/2(水)赤坂BLITZ

“Junior Sweet ” Intimate interlude tour
2016年11月2日(水) 赤坂BLITZ
TEXT:兵庫慎司
PHOTO:HAJIME KAMIIISAKA

デビュー25周年の活動の一環として、1997年リリースの代表作的アルバム『Junior Sweet』をリマスタリング、『Junior Sweet-25th Anniversary Edition-』として9月21日にリリース、それを携えて行ったツアー全6本の5本目=赤坂BLITZ・2デイズの1日目。

というわけで、『Junior Sweet』収録の12曲すべてと、歴代の代表曲8曲、合わせて全20曲が歌われた。マントに身を包んで登場したChara、セミアコを弾きつつ「私はかわいい人と言われたい」でライブをスタート。2曲目「Junior Sweet」からはマントを脱ぎ、次々と『Junior Sweet』の名曲たちを歌っていく。

Chara@11/2(水)赤坂BLITZ

Chara@11/2(水)赤坂BLITZ

「いい感じだね!」「知ってるでしょ?明日があるのに、あたしという女は全部出しちゃうわ」「なんかはしゃいできた」などと本人、MCでも前半からテンション高め。フロアで小さい子どもが花を差し出しているのに気づき、「何?お花くれるの?」とステージを下りて柵前で花を受け取るなど、オーディエンスとの距離がとても近い、「アーティストと客」というより「ライブ観てる人全員友人知人」みたいなふるまいなのも、そのテンションの高さの表れ……ではないですね。いつでもそうですね、この方は。大会場でも、ライブハウスでも、ワンマンでも、フェスでも。

Chara@11/2(水)赤坂BLITZ

Chara@11/2(水)赤坂BLITZ

時にギターを弾き、時に座ってキーボードを弾き、時に指にベルをはめて曲中で鳴らし、時にアカペラでしっとりと声を聴かせ、時に凄腕揃いのバックの音をかき消すほどのシャウトを響かせる。ハナからCharaの世界に引き込まれ巻き込まれる気満々で集まっているオーディエンス全員、そのたびによりいっそうズブズブとハマっていく。

Chara@11/2(水)赤坂BLITZ

1曲目から11曲目までで『Junior Sweet』の曲、1曲残してすべて歌いきり、以降は「あたしはここよ」「レモンキャンディ」「Happy Toy」など、今もよくやる曲も久々の曲もまじえてのゾーンへ突入。ダンスやシンガロングなどでフロアの反応があっつくなり、ピークを迎えたところで「最後はファーストアルバムから」と、「Break These Chain」で本編が終了した。

Chara@11/2(水)赤坂BLITZ

Chara@11/2(水)赤坂BLITZ

アンコールは、唯一残っていた『Junior Sweet』の曲である「せつないもの」でスタート。続いてキーボードの前に座り「最初に作ったスーちゃん(SUMIRE)の子守唄」と、ベース高桑圭(Curly Giraffe)がアコギを弾く変速フォーメーションで「世界」を聴かせ、最後は「YEN TOWN BANDも復活したってことで」と、「Swallow Tail Butterfly ~愛のうた~」でしめくくられる。

Chara@11/2(水)赤坂BLITZ

ひたすらに幸せで、美しくて、そしてとてもとてもせつない時間が、その濃度をじわじわと上げながら続いていく、そんな2時間10分だった。アンコールでポツッと口にされた「愛は尊いものよ」という言葉に、25年そういう歌を作って歌い続けてきたCharaの歩みについて、改めて考えさせられたりもした。

Chara@11/2(水)赤坂BLITZ

「ベストもういっぱい出てるけどさ。オールタイムベストってやつよ!」と本人も告知していたが、11月16日には25周年記念のベストアルバム『Chara 25th Anniversary ALL TIME BEST「Naked & Sweet」』がリリースされる。最初はスタッフに任せるつもりだったが、全キャリアを通して把握しているスタッフがおらず(レーベル移籍とかしているのでそれはそうだろうと思います)、結局自分で選曲することになったそうです。

そして11月11日には、1994年11月11日の日本武道館(この直前に妊娠していることがわかり、マインドが不安定だったことで本番中にキレて&泣いてステージを去ってしまい一時中断した伝説のライブ)の模様が、TOHOシネマズ新宿で上映され、それが12都道府県でライブ・ビューイングされることも発表になっている。

さらに、この翌日のBLITZでは、ベストアルバムリリース記念ライブとして、2017年1月22日に東京・昭和女子大学人見記念講堂でライブを行うことも、新たにアナウンスされた。で、YEN TOWN BANDも昨年から再始動している。
と、25周年だけあってメモリアルな活動が続くここしばらくのCharaだが、アンコールでは「でも、明後日も新曲の歌録りだったりするので、期待していてね!」という言葉もあった。次にCharaがどんな新しい歌を歌うのかも、楽しみに待ちます。

Chara 25th Anniversary LIVE(仮)

2017年1月22日(日) 昭和女子大学人見記念講堂
17:00 開場 / 17:30 開演
12月18日(日) SALE

オフィシャル先行受付

お申し込みはこちら
受付期間:11月11日(金)18:00 ~ 11月21日(月)11:00

関連リンク

RELEASE

Chara 25th Anniversary ALL TIME BEST「Naked & Sweet」(KRE)

※CD+DVD(初回生産限定盤)
※CD(通常盤)
11月16日(水) SALE


「Junior Sweet -25th Anniversary Edition-」(KRE)

※CD+Blu-ray(完全生産限定盤)
NOW ON SALE

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