さくら学院を3月で卒業する、倉島颯良&黒澤美澪奈にインタビュー!それぞれが思い描く未来とは?

インタビュー | 2017.03.01 15:00

──そして、さくら学院としては通算7枚目となる2016年度のフルアルバムが完成しました。

さくら_倉島new

毎年毎年、その年の色が出るなって思っているんですけど、まず、アルバムのタイトルの「約束」を見て、今年らしいなって感じました。昨年度に5周年を迎えて、今年は新たな1年ということで、初めての舞台を始め、いろんなことに挑戦した年度だったんですね。その中でも伝統を守っていくための卒業生との約束があり、自分の気持ちをしっかり伝えていこうっていうメンバー内での約束もあったので、すごくぴったりのタイトルだなって思いました。

さくら_黒澤new

2016年度をぎゅっと詰め込んだアルバムだなと思いましたね。

──今年らしさというのは?2016年度のさくら学院の特徴ってなんだと感じます?

さくら_倉島new

今までのさくら学院は、中3がいて、みんながいるっていう形だったなって思うんですね。でも、今年度はみんなの個性の主張が激しいというか、卒業生からも「ステージでの見え方が、中3と下級生ではない」っていう感想をいただいて。私自身、そういうさくら学院を創りたかったので、よかったなって思ってます。

さくら_黒澤new

今年はみんなの成長が特に目まぐるしくて。一人が成長すると、みんなもあの子に負けないように頑張ろうっていうのが強いんですね。仲良しこよしのグループじゃなくて、ちゃんとみんなで成長しあえるさくら学院を創りたいっていう話をよくしてて。普段はもちろん仲がいいんですけど、どこかでライバル心があって。みんな、切磋琢磨したいという気持ちが強かったからこそ、先輩たちから歌い継いできた曲をバンドバージョンとして新録できたと思うし、今までとは違う力強い歌い方もできたんじゃないかなって思います。

──とてもエモーショナルでパワフルな歌い方で、こんなにロックなグループだったのかと驚かされました。また、卒業する中等部3年生の二人による楽曲「ユビキリ」も収録されてますね。

さくら_倉島new

“ゆびきり”は二人じゃないとできないので、中3が二人しかいない私たちにしか歌えない曲だなって感じました。“ゆびきり”は約束するためのものでもあるので、アルバムのタイトルとも繋がってるなって。それに、私が好きなジャズと美澪奈が好きな昭和歌謡がミックスされてるところも私たちらしいし、歌詞にも二人の気持ちが詰まってるなと感じました。

さくら_黒澤new

歌詞の中にはさくら学院を卒業してからの道のりも描かれていて。私たち二人はよく夢のことや、先のことを話したりしていたので、ここからまた新たにスタートしようっていう曲を二人で歌えて本当によかったです。

──どんな未来を思い描いてます?

さくら_倉島new

今年の夏にさくら学院で舞台をやらせてもらったことで、今まで以上にお芝居が楽しく感じて。さくら学院に在籍していたことでもっと上手になりたいなっていう気持ちも芽生えたので、これからもお芝居を続けていきたいです。

さくら_黒澤new

私も将来の夢は女優さんなんですけど、MC委員長として培ってきた力をいつかどこかで発揮できたらいいなと思っているので、どんなお仕事でも、できる限りチャレンジしていきたいですね。

──その前に、今年度の集大成となる卒業公演が控えてますね。

さくら_倉島new

今はこのライブに向けてできることってなんだろう?このメンバーで届けられるものはなんだろう?足りてないものはなんだろう?っていうことを日々、考えてます。今年度、最後のステージになるし、私たち二人にとっても最後だし、12人でやる最後のステージにもなるので、来ていただける父兄さんには一瞬たりとも見逃して欲しくないし、来れない父兄さんにも届くようなパフォーマンスができたらいいなと思います。

さくら_黒澤new

全部を出し切って、最後には、「2016年度も楽しかったな」って思っていただけるような卒業式にできたらいいかなって思っています。他のメンバーは「今年は泣かないから」ってみんな言ってるんですけど(笑)、やっぱり泣いちゃうのかな?でも、今年は笑顔で卒業できるかなって思ってて。私たちはしっかり、笑って、みんなが安心させて卒業できるように、伝えられることは全部伝えきって卒業できたらいいかなって思ってます。

さくら_倉島new

来年度にしっかり繋げられたらいいかなって思いますね。2017年度に何かを残せたらいいなって思うので。

──何を残し、何を伝えたいですか?

さくら_倉島new

曲の歴史もそうなんですけど、初代から大切にしてきた、感謝の気持ちは忘れないっていう伝統だけはちゃんと伝えたいなと思ってます。

さくら_黒澤new

私はMC委員長として、MCでちゃんと形を残したいなと思っていて。取材で自分の意見を言う時にも、たまに硬く、伝統に縛られて考えすぎる時があるなって思うんですよ。「アイデンティティ」の歌詞にもあるんですけど、自分が思ったこと、感じたことを素直に伝えていいんだよって言うことを伝えたいなと思っていて。もちろん、伝統も大切なんですけど、自分たちの個性をしっかり出していってほしいなと思うので、最後の最後までみんなの個性を引き出せるようなMCを創っていきたいなと思ってます。

──来年度のさくら学院にはどんなグループになって欲しいと期待してますか。

さくら_倉島new

今の中2の3人とも結束力が強いんですよね。私たちが中2の時は、まだ関係性がちょっとたどたどしかったけど。

さくら_黒澤new

転入生と在校生っていう差があったので、昨年度の私は次年度を考えるほど余裕が全然なかったので。そこに関しては、今年の中等部2年は先を見据えて考えていることが多くて。すでに、来年度にやりたいことも今、話してるんですよ。「それ、私たちもやりたいよ!」っていうことが多いんですけど、1つ1つが実現できたらいいなって思ってます。

さくら_倉島new

あと、今の小6は来年、中1になるので。そこがどう変わるか楽しみですね。小学生から中学生になるという変化はすごく大きいと思うんですよ。妹っぽい感じで甘えてたり、はしゃいでた子も、リボンからネクタイになり、ちょっと大人っぽくなって。心の変化もあると思うので、さくら学院にうまく影響してくるんじゃないかなって思ってます。とにかく個性がいっぱいのメンバーなので、そこは無くさずに、新しい、自分たちらしいさくら学院を作っていってほしいなと思います。私たちは高校生になるので、新しい時間がたくさんできると思うので、美澪奈が言ったようにいろんなことにチャレンジしたい。また、卒業してからもさくら学院の歌やダンスとは離れたくないので、ステージは無理だけど、部屋で歌ったり踊ったりしたいなと思ってます。

さくら_黒澤new

プライベート・ライブだね(笑)。じゃあ、私も一緒に踊ろうかな。

 
■さくら学院 7th Album「さくら学院 2016年度 ~約束~」ダイジェスト映像

 

PRESENT
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関連リンク

RELEASE

7th Album「さくら学院 2016年度 ~約束~ 」
(アミューズ)
3月3日(金)Release!

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