グループ魂・“永遠の46歳”港カヲルが決意とやる気を語る、ソロデビュー&人間生活46周年コンサート。

インタビュー | 2016.11.29 18:00

僕ね、誕生日が苦手なんですよ。誕生日といえば「いつもバターケーキだったな」という思い出くらいしかないし、気恥ずかしくてねえ。ただ、今回のライブはお客さんもわかってるわけだから、大丈夫ですけどね。

──「港カヲル 人間生活46周年コンサート ~演奏・グループ魂~」[2017年2月1日(水)東京国際フォーラム ホールA/2017年2月7日(火)@オリックス劇場]もめちゃくちゃ楽しみです。演奏はグループ魂なんですね。

そうですね。破壊くんなんかは最初「カヲルさんのソロだから、俺は関係ないでしょ?勝手にやって」という感じだったと思うんだけど、そういうわけにもいかなくなってきて。もしかしたら「なんだよ!」って思ってるかもしれないけど、年明け早々、みんなでコンサートをやるのはいいんじゃないかな……って、なんで俺がこんなに気を遣わなくちゃいけないんだろう(笑)。まだ詳細は決まってないですけど、おもしろいライブになると思いますよ。

──しかも2月1日にはカヲルさんの46歳の誕生日。誕生日ソング「Happy birthday to you」の歌唱映像を一般から募集して、ライブ当日、ステージ上に設置予定のモニターで披露する企画も進行中だそうですね。

ええ。僕ね、誕生日が苦手なんですよ。実家にいるときも、そこまで「おめでとう!」という感じがなくて、誕生日といえば「いつもバターケーキだったな」という思い出くらいしかなくて。何年か前、グループ魂のツアーで札幌に行ったとき、たまたま僕の誕生日で。みんなにお祝いしてもらったんだけど、それも気恥ずかしくてねえ。ドラマの撮影でもそういうことがあるし、「今年もあるのかな」ってひとりでソワソワしてたら、何もなかったりね(笑)。ただ、今回のライブはお客さんも「カヲルさんの誕生日だ」ってわかってるわけだから、大丈夫ですけどね。

──それにしても港カヲルさんが本当に46歳になるとは…。

おもしろいですよね。これからは設定の年齢を超えていっちゃうわけです(笑)。港カヲルってもともとは、浅草の芸人コンビのひとりだったんです。そのコンビがグループ魂の前説をやってるという演劇的な設定だったんですけど、その相方の子が大人計画をやめちゃって、そのままカヲルさんだけが残って。最初はダンディな感じの人だったんですけど、続けているうちに普通に福島の訛りで喋ったり、太ったりして、キャラクターが自分に寄ってきたんですよね。

──演じていたはずが、一体化してきたと。

そうそう。2004年に宮藤さんの作・演出で、劇団☆新感線の橋本じゅんさんと「轟天vs港カヲル」という舞台をやらせてもらったんですけど、そのときは港カヲルという役に僕が寄せていったんですよ。僕はもともと演劇の人だから——いまもそうですけど(笑)——まじめに芝居を考え過ぎたというか。いまはもっと素に近いと思います。適当ってわけではないけど、マジメなことを言うこともあるし、フザけることもあって。なんでもありだなって気付いたのはけっこう最近なんですけどね。自由になれるキャラクターっていうのかな?だからソロデビューに関しても「いいんじゃない?」ってあまり深く考えずにやれてるんです(笑)

──ソロアルバム「俺でいいのかい」と2月のライブも、港カヲルの魅力を伝える絶好の機会ですね。

そうですね。ホントにおもしろいアルバムだと思うし、ライブも豪華になると思うので、いろんな人に楽しんでほしいなって思います。

 

PRESENT
港カヲル、サイン入りポスターを3名様に!

以下応募ボタンよりメールにてご応募ください。応募〆切は2016年12月31日(土)23:59まで。

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■「情熱皆川大陸 #10」

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港カヲル 人間生活46周年コンサート ~演奏・グループ魂~
〈東京公演〉
2月1日(水)東京国際フォーラム ホールA
[ゲスト]私立恵比寿中学 / ゴスペラーズ
[総合司会]谷原章介
NOW ON SALE

〈大阪公演〉
2月7日(火)オリックス劇場
[ゲスト]私立恵比寿中学
[総合司会]レイザーラモンRG
NOW ON SALE

関連リンク

RELEASE

港カヲルソロデビューアルバム「俺でいいのかい 〜港カヲル、歌いすぎる〜」
(Ki/oon Music Inc.)
1月25日(水) SALE

●豪華コラボメンバー
安齋肇(アートディレクション)
坂本慎太郎(作曲・編曲・演奏)
念仏(ASA-CHANG)(演奏)
向井秀徳(編曲・演奏)
神田沙也加(デュエット)
ほか

●カバー収録曲
「ひとり」(オリジナルアーティスト:ゴスペラーズ)
「君は1000%」(オリジナルアーティスト:1986オメガトライブ)
「壊れかけのRADIO」(オリジナルアーティスト:徳永英明)
「南部ダイバー」
「HOWEVER」(オリジナルアーティスト:GLAY)
「ランニング・ショット」(オリジナルアーティスト:柴田恭兵)